風邪にも似ているマイコプラズマ肺炎
浅い咳が何日も続く…。
もしかするとその原因は、「マイコプラズマ肺炎」かもしれません。
マイコプラズマ肺炎の初期症状は、風邪の諸症状と似ているため、普通の風邪と勘違いすることがあります。
そのため、風邪かな?と思っていてもなかなか咳が止まらず、医療機関で診察を受けてから初めて感染に気付くのです。
また、マイコプラズマ肺炎は、接触感染や咳による飛沫感染で伝播するため、発見が遅れると、他の人へ感染が広がるリスクがあります。
マイコプラズマ肺炎の症状
マイコプラズマ肺炎は、発熱、全身の倦怠感、頭痛、咳、痰が出るなどの症状があります。
これらの症状からも、風邪と間違うのも無理はありません。
しかし、特に咳に至っては発症初期に乾性の浅い咳が出る人が多いのが特徴で、咳が1ヶ月以上と長く続く人もいます。
マイコプラズマ肺炎は、普通の肺炎球菌による肺炎とは違い、マイコプラズマという菌が肺に感染し、気管支や肺胞の外に炎症を起こすことで発症します。
潜伏期間は2〜3週間ほどで、家庭や学校などの閉鎖的な環境で流行しやすい特徴があります。
マイコプラズマ肺炎にかかりやすい人
家庭や学校など閉鎖的な環境で流行しやすいマイコプラズマ肺炎は、幼児や小中高生、若年成人など若い年齢がかかりやすいです。
また、秋から春にかけての季節の流行が多く見られます。
マイコプラズマ肺炎を予防する方法
マイコプラズマ肺炎には予防接種がありませんので、一般的な病原菌と同じ予防法をするしかありません。
手洗いやうがいの励行、マスクの着用、流行時期は人ごみを避ける、感染者との接触を避けるなどが基本です。
マイコプラズマ肺炎への感染、またその疑いがある場合は、家族や学校など他の人への感染を防ぐためにも早い時期に医療機関で診察を受けましょう。
マイコプラズマ肺炎かなと思ったときには、当院でもご相談可能です。
直接ご来院もお待ちしております。
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