足がつるのは熱中症のサインかも!
みなさん、運動をしている時やちょっと動いたはずみに足をつった経験はないでしょうか?
特にスポーツをしている時など、激しい運動時には、筋肉が収縮したままの状態になってしまい、激しい痛みを伴った症状が出ることがあります。
俗にいう足をつった状態ですが、“こむら返り”とも呼ばれます。
しかし、運動時以外にも、特に暑い時期に足がつった場合は、すでに熱中症になっているのかもしれません。
足をつるという症状は、熱中症の際に表れる体の症状のひとつです。
例え気分が悪いなどの症状がなくても、暑い季節の運動中に足がつった場合は、熱中症を疑い、水分補給や休憩をとるようにしましょう。
手がしびれるのは熱中症の前兆?
熱中症で重症になると、吐き気が襲ってきたり、意識がもうろうとして立てない状態になったりします。
また、軽度の症状には、先ほど述べたように足がつったり、頭痛がしたりといった症状があります。
しかし、熱中症には他にも前兆があり、そのひとつが手足のしびれです。
熱中症にかかると体のさまざまな部分に異常が表れますが、熱中症の前兆のひとつが手足のしびれなのです。
スポーツなど運動時以外にも、家の中など、日常生活でも起こる可能性がありますので、暑い時期に手や足にしびれが出てきた場合は、熱中症を疑いましょう。
暑さを感じなくても危険!
体が暑さを感じていなくても、熱中症になる危険性があります。
家の中で熱中症になるケースには、体で暑さを感じなかったり、暑さを我慢したりしてクーラーを使わず、室内を適切な温度に調整できていないことが原因になることがあります。
特に高齢者には、暑さを感じにくい人や、クーラーが苦手な人が多いので、注意が必要です。
体で感じる温度に頼るのではなく、室温は28度程度に保ち、しっかりと多めの水分補給をしましょう。